ステッキのチャップリン

How to Stick ステッキの使い方

正しい持ち方のポイント
  • 痛む足の、反対側の手で持つ。 カバーしたい足や腰の、反対側の手で持ってください。 カバーしたい足と同時にステッキを出す事によって、 足にかかる荷重を、ステッキが負担してくれます。
  • 足腰のサポートをするために使用する場合、カバーしたい足の反対側の手で、A、Bのように体重がステッキの中央にかかるように手元(握り)を握って下さい。 Cのように、端の方を持つとバランスを崩しやすく危険です。


  •  持ち方の良い例
    しっかりと手を包み込んで持っている
     持ち方の悪い例
    安定感がなく、足にかかる負担が軽減できない。

    適切なステッキの長さ

    目安として使用者のご身長の半分に履物のヒール高を加えた長さを標準としてお勧めしています。 すなわち、(身長/2)+2~3cmと覚えて頂いて良いのですが、体の一部のように楽にお使い頂く為のチェックポイントは、
    • 普通についた時に両肩が水平になっている。
    • 体側に沿ってつま先付近に先端をついた時に、ステッキを持つ手の肘が15度~20度位。軽く曲がる。
    しかしながら、歩行の癖は十人十色で、標準的な長さ以外のものをお使いの方もいらっしゃるので、ステッキの長さに関するポイントをお知らせします。 おしゃれにお使いの方や舞台で表現用にお使いの方は長目です。

    一般の使用で長すぎると、肩が上がり、肘の曲がりが大きく、肩コリや腕の疲労の原因となり、時には体側から大きく外に出して使う方は交通障害となり、使用者にとっても危険です。 足や腰にお痛みのある方はステッキに体重を負担させることで歩行が楽になります。 このようなケースでは、やや短めのステッキが力を入れやすく、手元(グリップ)の形状や石突ゴムのタイプも考慮して使用目的に適った長さを選定します。 但し、ステッキは歩行時の左右バランスを助ける事を主目的として設計されているので、極端な過重は避けてください。

    短すぎるステッキを常用されますと歩行姿勢が前かがみになりやすく、避けたいところです。 弊社にご来店のお客様には、まず長さに拘泥せず素材やデザインで気に入った商品を選んで頂いた後、長さ調整専用ステッキで実際のご使用状態を拝見し、ご納得頂いた長さに精密に加工してお渡ししています。 プレゼント用にはご使用者のご身長をお聞きして標準寸法でお届けしておりますが万一、もう少し短くと言うご用命であれば送料をご負担願えれば無料で再調整致します。
    弊社にご持参頂いたステッキの長さ調整(カット)は何回でも無料で承ります。

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